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花見と雨の土曜日。 [フォーク/ソフトロック]

■Electric Cables Lightships

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 またまた久しぶりの更新となりました。今年は春の訪れが遅かったような気がします。なかなか桜も咲かず、やっと咲いたと思ったらいきなり連チャンの雨の日々。これだと花見のスケジュールも立てづらいですよね。そんなしっとりした週末、皆様いかがお過ごしでしょうか。予想はしておりましたが弊店、花見だか雨だか理由は判りませんが、とにかく集客的には大打撃週間となりました。いつもお見かけしていたあの人は、この人は、、、笑。仕方ないですね。ここは一つ4年間の店舗運営で習得した「ひたすらに何も考えずじっとする」を実行する次第でございます。

 さて、年明けからすっかり90年代に聴いて洗礼を受けたロックばかりを聴き直す毎日でございますが、前出のTeenage Fanclub(以下、TFC)関連は、一時的な熱では収まらない新たな嗜好の一つになっている気がします。正直なところグラスゴー(TFCの里)の音楽に関しては、30代を迎えていよいよサラリーマンとしての仕事が忙しくなって、ジャケットだネクタイだ、商談だ面接だ、なんてことを考える毎日になってくると、なんとなくテンション的に気持ちが離れていったのでした。何故か。

 社会に出て会社員として生きるっていうのは、自分の為にも会社の為にも大きな成果を生み出さねばならないといった大きなプレッシャーを背負うことを意味していた気がします。そしてそれが、かくあるべき大人の姿である、と。もちろんそれが悪いことであるはずもなく、それはそれで非常に有意義だった。収入もそこそこ増えるし。実際仕事のスキルも結構上がった。ですが、あまり端的に言うと怒られそうですが、グラスゴーの音楽からはそういった目の前の成果を急ぐ生き方みたいなものは「ちょっと違うよ」と言われている気がして、なんとなくテンションが合わなくなっていたのを感じてました。

 今、こうして自分で店を持って、自分たちの力だけでやっていくしかないライフスタイルだと、やはり「自分たちのペース」とか「信念」みたいなものが、サラリーマン時代よりもより必要なってくる気がしてます。仕事として「どっちがどれだけ大変」みたいなことはなかなか比較できませんが、少なくとも個人でやっている今は前のようにいきなり大きなプロジェクトやお金は動いたりはしない。長い時間をかけて自分の中に眠っているものを呼び起こして、少しづつ形にしていく。具体的に言うと、自分が味わったことのあるものを思い出して、自分のスキルの精一杯を使って形(フードやドリンク)にしてお客さんに提供する。僕らの店の場合せいぜいそれが1000円前後の商品だから、それはそれは地道な世界なのであります。それをやり過ぎても身体がもたないし、ちょっとでもサボったら食えない。お客さんが要らないと言えばそれで終わり。つまり「自分たちのペース」とか「信念」が要になって、より現実がリアルに自分たちに返ってくるのであります。

 そんなこんなで、このTFCのベーシスト、ジェラルド・ラヴのソロプロジェクトである本作を聴く。昔から変わらない音楽への深い愛情と、長い時間をかけて積み重ねた決して派手ではないけど芯のある音楽的な成熟。一方で昔となんら変わらないポップネス。色んなものが複雑に交差して心の底から素晴らしいなあと思うわけです。大人だなぁ。地道に自分のペースで追いかけたからこその、集大成的な出来栄えに感じるのです。そういうモノは太く逞しい。ちょっと判りづらい物言いになりましたが要は、「自分の店もこんな風にありたい」ということです、笑。

 雨が降ったから、花見のシーズンだから、と色んなせいにしているようではまだまだだなと自省しながらも、このレコードを聴いてると、「俺も早くジェリー兄さんの領域に立ちたい!」と訳のわからん決意を新たにするのであります。このレコード聴いてそんなことを考えているのは僕だけかもしれませんが笑、それはさておき本当に素晴らしいレコードです。未聴の方は是非聴いてみてください。

 それで、時間があればついでに弊店にもお立ち寄りください、笑。美味しいチーズケーキをたっぷりご用意してございます。


boosan




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