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TORTOISEの最高傑作です。 [ポストロック/音響系]

■THE CATASTROPHIST トータス

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 最近はどういうわけか音響系といいますか、ポストロックといいますか、なんというか「ちょっとだけ分かりづらくて、ロックだかポップスだかジャズだか定義の難しい音楽」をよく聴いてます。ようするにトータスのことなのですが、こんなに毎日トータスを吸い尽くすように聴き漁るのは自分でも珍しいことであります。

 トータスの音楽をご存知の方にはもはやそのサウンドイメージを説明するまでもないのですが、僕の感性からするとかなり難易度の高い音楽性。時折猛烈な哀愁を放つものの、基本的にはメロディを敢えて封じ込めたようなインストものだし、複雑なリズムパターンと各楽器の巧妙な重なり方を聴き込めば聴きこむほど、「あ〜きもちい〜」などという感想を軽々しく言うのを躊躇ってしまうのです。インテリ音楽。
 それでも、なんせ音が良いしその巧妙に計算され尽くしたリズムなんかもパッと聴き、めちゃくちゃに格好良いので、定期的にターンテーブルに乗るには乗るのであります。でも、これまでのアルバムは正直に言って後半はもう飽きてるんですね。というか、アルバムの最後の方にはもう自分の理解を超えた感触があって、もう自分の脳みそには吸い込まれていかない感覚になってしまうのです(この感覚、共感があると嬉しいです)。

 さてさて、そんなお付き合いをトータスのレコードとさせてもらってから20年くらい経ちますが、いよいよ心に染み入る、腹に落ちる、何度もヘビロテする素敵なアルバムをリリースしてくれたのであります(僕にとっては、ですが)。この新譜、めちゃくちゃ良いです。もはや最高傑作です。分かりやすいところから説明すると、なんと2曲もボーカルが入ってます。しかもそのうちの1曲はヨラテンゴのジョージア姉さん。あの人の声が入ったらもう誰のバンドかわからなくなりますが、もちろんそこはトータスの重厚なサウンドスケープの中での話。重軽いサウンド。嬉しいゲスト参加です。それで、全体的に緩い。めちゃ緩い。こんなに肩の力が抜けたトータスは初めてです。いつもはバンドの迫力が凄すぎてこちらの体力が追いつかなくなってしまってたのだよなあ。だから最後までリラックスして聴けるトータスというだけでえらい印象の違いなのであります。もちろん演奏そのものは超弩級の迫力です。

 最近このレコードを聴いてたお客様から「よくは分からないけど、気持ちよすぎて席を立てなくなりました」と嬉しいコメントまで頂く次第。確かによくわかります。最後まで聴かないと座りの悪い中毒性。今回はバンド内でいつもより色んな引き算が行われたのではないかと勝手な推測をしているのですが、本当に絶妙なバランスなのです。ポップ性、アヴァンギャルド、パンク精神、ロックンロール、シーケンス・トリップ・・・。

 ジャケットのイメージとは裏腹に非常に叙情性の高い美しいアルバムですので、「俺も気になるー」という方はぜひ聴いてみてください。


 話は変わってお店からのお知らせ。7月4日(月)、5日(火)は都合により連休致します。ちょっくら東京に野暮用+リサーチに行ってきます。色んな方が美味しいカレー屋を教えてくれました。加えて、6日(水)、7日(木)は都合により店主一人で営業いたします(妻がかなり久しぶりの帰省なのです)。したがって、メニューの一部を制限したり提供までにお時間をいただくことがございます。予めご了承くださいますようお願い申しげます。


 以上、今日は疲れ気味の身体が完全に復調するくらいの暇を頂きました。ちょっと複雑な想いでありますが助かりました(笑)



boosan


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